小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

「ひこうき雲」

みなさん、こんばんわ。

 

今日の金曜ロードショーは「風立ちぬ」ですね。といってこれを書いている今、僕は見ていないのですが。

 

公開当時は映画館で見ました。見た時僕は、わからないなと感じた。作品が理解できない、ということでもないし、面白くない、ということでもなく、今僕はこの作品に相対する心持ちになっていないなというのと、作品を飲み込む言葉を持ち合わせていないなと感じたのでした。ようは自分が幼いなと感じたのでした。

 

それ以来、次見るならしっかりと見尽くそう。その為にコンディションを上げていこうと考えていて、結果今の今まで2回目を見れていない。

 

風立ちぬ」の主題歌「ひこうき雲」、良い曲ですよね、名曲。「風立ちぬ」の世界に寄り添うように合っていた曲だったなと。

 

ひこうき雲」、初めて聞いたのは小学生の低学年の時。家の車でよく荒井由実の曲が流れていて、「ひこうき雲」もそのカセットの中の一曲だった。歌詞の意味はよくわかっていなかったけれど、美しい歌だなぁと思っていた。後に歌の意味を理解して、僕が思っていたものとは全然違ったのだけど、だからこそ、あの歌が美しく聞こえたことに感動し、さらにこの歌が好きになったのでした。「風立ちぬ」を見ようと思ったのも、ジブリの最新作だったからというより、「ひこうき雲」が主題歌になる映画ってどんなのだろうと興味を持ったからでした。

 

荒井由実が歌う「ひこうき雲」はもちろん好きだ。でも、YouTubeで見た松浦亜弥が歌っているのも好きだ。あれはすんごい。世界観がぶわっと飛び込んでくる。

 

今になってみれば、子供の頃に「ひこうき雲」に出会えてよかったなと思う。先入観なくあの世界を吸収できたのは、自分にとってラッキーだったなと思うのでした。