小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

ひりひりしたい

みなさん、こんばんわ。

 

夏といえば甲子園。今年の甲子園もいよいよ明日が決勝。智弁学園智弁和歌山智弁体験。この対決はなんと19年ぶりらしい。甲子園の決勝というのはただでさえ盛り上がるけれど、こういう関係のある学校同士の対決ってのは違う盛り上がりがありますよね。

 

今年の甲子園も開催には賛否両論があって、開催後も天候の不安定さで中々スケジュール通りに試合を運べないといったことがあったけれど、そんな例年通りにとはいかなかった今大会が決勝までこれたことは本当によかった。学生たちの頑張りはもちろん、大会に関わる方々の成功への努力の結果であろう。すごいことだ。

 

僕は中学の時野球部に入っていた。野球を始めたきっかけは「タッチ」や「ドカベン」を読んだからで、漫画やアニメからというよくある流れかと思う。ただ、最初が2次元からだったからかあまり甲子園を目指そうみたいな強い意志は湧いてこず、部自体もその地域では弱い方だったので、甲子園は自分にとって遠い舞台、夢のまた夢といった存在である。結局野球は中学の時だけだったし。

 

だから、甲子園とは僕には眩しいもので、あの場に立っている人たちを羨ましく思い、その地に向かうべく日々練習を頑張る、練習を頑張れる人たちを尊敬する。だから毎年甲子園を見ると考えてしまう。自分は彼らのようにつんのめるくらい前のめりに何かに打ち込めているだろうかと。

 

それと同時に、ああいう頂点を競う大会そのものに憧れる。

演劇には、どこかと競い合い順位を決めるっていう大会的なものがあんまりない。演劇で戦うってことがあまりないから、ひりひりするようなぶつかり合いをしてみたいし、憧れる。自分がどんなもんなのかってのは知りたい。

 

明日で甲子園が終わる。また秋に近づく。