小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

人と人

みなさん、こんばんわ。

 

この歳になると新しく友達になるってのが難しかったりする。そもそも出会いがかなり限定的になるものな。それでも演劇をしているから定期的に新しい人と出会う機会はあるけれど、その共演者から友達へのシフトチェンジがなかなか難しい。それは僕の社交性の問題ではあるけれど。

 

その分、昔からの友達で、数年ぶりに会ってもまるでその年月を感じさせないくらいの友達もいて、そういう友達がいる、というよりそういう出会いがあったことがありがたいなと思う。しかもそういう友達って、出会ってからの時間と仲が良くなる時間が比例してなくて、気づいたらとても深く仲良くなっていたりするから不思議だ。

 

かと思えば、幼稚園の時からほぼ学校も一緒でって友達もいて、そういうのももちろんありがたいことだ。幼稚園で出会った時は、これから先どのような仲でいることになるかわかるわけもなく接しているけれど、その時の出会いやきっかけが今に通じていると思うと妙に感慨深くなる。

 

たまに、もう会うこともなくなってしまったあの人やあの人は元気にしているだろうかとふと思ったりする。交わる人がいる一方、交わりが解けてしまった人もいる。それはちょっと悲しいことだけど、これもまた巡り合わせなのかもしれない。

 

人と人が出会うってのは不思議なことだととあらためて思う。偶然か必然か。わからないけど、何にしても目の前に現れた結果は自分の予想だにしないものばかりだ。シンプルにその不思議は面白い。