小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

自分だけの特別

みなさん、こんばんわ。

 

一生モノ、という単語に弱い。どうしても惹かれてしまう。それがどういう種類のものであれ、一生モノと謳われるものは気になってしまう。よく雑誌とかでも特集されてますし、通販サイトにも枕詞のように使われているのを目にする。何かを買うとして、どれがいいかなと悩んでいる時は、とりあえず一生モノにしちゃおうかな、なんて考えたりする。

 

一生モノ、そんなものが実際にあるのかどうかはわからない。一生モノというか一生付き合えるモノは、確かにこまめに手入れをしていけばそうなんだろうけど、そのままで長い時間大丈夫ってことはないわけで、一生モノになるかならないかは結局は自分次第なのだろう。

 

それでも一生モノと言われるくらいだから、他のものに比べたら頑丈でへたらないはずだ。使い捨てしちゃうようなものを選ぶよりは、先々のことを考えれば経済的だったりエコだったりする。そういうのに気をつかえるようになれば、他の面でも生活の質をあげられる気がして、だとしたら一生モノに惹かれるってのも悪くはないやなと考える。

 

あと一生モノと言われるものの良いところは、経年変化があるとこですよね。いわゆる育つっていう。使い込むほどに自分に馴染んでいく、その自分だけの特別なものになっていく様は、他にはない喜びがあるよな。

 

今僕が欲しい一生モノは、鉄のフライパン。鉄のフライパンって、テフロンのものとかより手間が増える部分もあるけど、しっかりお手入れしていけば、それこそ一生レベルで使えるらしい。そして育てていく楽しみもある。使えば使うほどに料理がしやすくなって、面構えもよくなるらしい。そんな鉄のフライパンがある生活は憧れる。

 

一生モノでないにしても、長く使い続けて自分色となったものがある人生っていうのはいいですよね。そういうのが一つでも多くなるような生活を心がけたいなって思う。