小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

「借りぐらしのアリエッテイ」

みなさん、こんばんわ。

 

今日は、金曜ロードショーの「借りぐらしのアリエッテイ」を見た。やっぱりよかったなぁ。

「借りぐらしのアリエッテイ」、好きなんですよね。自分としては珍しく映画館で二回見て、サントラも借りたりした。

 

あの小人の世界、夢があるよなぁ。僕らが日々使っているものを借りて生活している彼ら、でもサイズ的に使い方はうちらのそれとは違って、その工夫した使い方にワクワクする。

 

もしかしたら自分たちの周りにも借りぐらししている小人がいるかもしれない。いないとは言い切れないですからね。そうだったらすごい楽しいな。僕の知っている家の中で、僕の知らない世界が繰り広げられている。そんなもしかしたらはやっぱり夢がある。

 

あと、単純にあの映画は絵が綺麗でいいですよね。ただただ見ているだけで高揚感がある。庭の様子や家の外観や内装、キッチンの生活感、ドールハウスの繊細さ、どこを取ってもいいのよな。

 

でもこの映画に思い入れがあるのは、その映画の良さとは違うところにある。

僕がこの映画を見たのは、大学を卒業して働き出したばかりの時。仕事に追われて気持ちが辟易していたってほどではないけれど、慣れない環境に知らず知らずのうちに心が擦り減っていたのでしょう。そんな中でのあの映画の世界が、心の中にすっと入ってきて、僕にとって忘れられない特別な映画となったのでした。

 

今日楽しく「借りぐらしのアリエッテイ」を見て、またこれからも都度都度見て初心を思い出していこ。