小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

身体の衰えのようなもの

みなさん、こんばんわ。

 

僕は今年33歳になったのですが、この30歳になってからの3年ほどは、自分的にしっかり歳を重ねているなというのを感じている。それは何かを成し遂げているということではなく、身体の衰えのようなもの。でもそれは悲観的なものでなく、自分の感覚でいうと、人生が深まっているなというのを感じるのです。

 

20代の時は、あまり歳の積み重ねを感じられるずに生活していたように思う。さすがに20代前半より後半の方が世界への見識は広くなったと思うが、それでもあまり変化を実感することなく、なんなら20代のうちはずっと大学時代の若さと大人の曖昧な部分を引きずっていたように思う。

 

それが今は、それでも自分が大人になれている実感はないけれど、一段ちがう層に来たような感覚がある。

 

それを最近一番感じたのは、朝早起きができるようになったところだ。

僕は元々朝に弱く、気が緩めば昼時に起きるなんてのはざらな人だ。だから早起きといってもようやっと人並みになれたといったところであるが、それでも自分的には大きな変化なのである。

 

早起きできるようになって、最初はようやっと早く起きるという気持ちが出来上がってそれに身体がついてくるようになったのかなと思っていた。でもどうもそんな感じもしない。早起きするための努力を特にしていないのに、いつもより起きられるようになってきている。もしかしたら、寝る体力が少なくなってきているのかも…と思った。寝るのにも体力がいるという。その体力が知らずのうちに少し弱くなって、それで早く起きられるようになってきているような気がする。そうだよな、早起きするための工夫なんてしてないもんな…これが歳を取るということか。

 

これは、おじさんになっちゃったよと、自分を卑下しているわけではないのです。自分の体の変化を、面白おかしく受け入れているだけなのです。別に自分が若いかそうでないかは関係なくて、ああそうな変化をしているんだなとただただ受け入れているだけなのです。

 

はてさてこれからどんな変化をするか、楽しみやなぁ。