小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

日々の彩り

みなさん、おはようございます。

以下は、昨日上げ忘れたものになります。

 

みなさん、こんばんわ。

 

前に書いたかもだけど、推しがいる生活っていいなって思う。自分には、絶対的に推している方がいないので、推しがいることの生活の充実度が羨ましくてしかたない。

 

推しがいると、例えばそれが役者だったり歌手だったりしたら、その方々が行うステージのその本番はもちろん、その本番が始まる前の時間も終わった後の時間も充実したものとなる。そんな、長い時間、ドキドキワクワクしたもの感じていられるっていうのはとても羨ましい。

開演前のちょっとした時間、推しがどんなパフォーマンスをするのか想像するだけで、その何気ない時間が特別なものとなる。見終わって公演の内容を反芻しながらの帰り道、自分の気持ちと作品が溶け合って、新たな世界がまたひとつ出来上がる。それらの時間は、側から見たら特別なものと見えなくても、当人にとってはかけがえのないもので、なんだったらその何気ない時間の方が、後々になるまで記憶に残っていたりする。

 

そういったかけがえのないものは、日常に彩りを与えてくれる。その出来事に向けて頑張れるし、その記憶によってこれからをいきいきと進んでいける。本番というピンポイントだけではなく、その周囲の時間に尊さが広がっていく。まるで水面の波紋のように。そういう時間の移ろいは温かくていいもんだな。

 

自分で考えた時、推しっていう部分ではないけれど、例えば好きな作品であったり、楽しみにしていた旅行であったりで、同じような感覚になっていると思う。そういった温かい感覚はこれまでも感じていたんだよな。その上で推しがいたら、もっともっと人生が彩っていく、そう感じるんだよな。

 

推しって、能動的により、自然に現れるものだと思うから、いたらいいなって気持ち一つではどうなるってことではないだろうが、今後、この人命!みたいな人が現れたら、すっごく楽しくなりそうだ。