小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

マッチングアプリの話を聞いて

みなさん、こんばんわ。

 

今日バイトで一緒の人とマッチングアプリの話になった。マッチングアプリで付き合ったり、実際に結婚までいっている話を聞いて、あながち毛嫌いするのはよくないのかなと思った。

 

マッチングアプリについて、やったことがないから特に思い入れはないのだけど、感覚としてはネガティブな気持ちがあった。不純、じゃないけれど、いい出会いが生まれなそうと思っていた。でも考えてみればそれは大した偏見で、人と人が出会うのに場所は重要じゃなく、どんな場所での出会いであれ、良いものも悪いものもある。

 

友達や仕事先の人とか以外の関係性を作るって難しい。まるで別のコミュニティにこちらから出向くか、知り合いからまた別の知り合いを紹介してもらうか。どちらにしたってある程度の労力と外への意識が必要だ。受け身な人間にはハードルが高かったりする。その点マッチングアプリなら、ある程度の能動性があれば、そもそも出会うことが目的なのだから、人との繋がりを作る第一歩目のハードルはいくらか低い気がする。そういうのは、内向的な人間からするとありがたいのかもしれない。

 

自分も内向的な人間だ。演劇をやっているからありがたいことに、公演毎に新しい方達との出会いがあったりする。でももし演劇をやっていなかったら、僕のコミュニティは仕事先と昔からの友達で完結してしまった気がする。そこで満足してしまって、新たな場所を開拓しようとはしなかったんじゃないか。もしそういう人生だったら、もっと早い段階でマッチングアプリを受け入れていたかもしれない。

 

かといって、じゃあマッチングアプリをこれから活用していくぞとはならない。ここで書きたいのは、自分の中にあった偏見が少し払拭されたよってこと。少し成長できた気がして、それが嬉しかったのだ。

 

マッチングアプリが良いか悪いかはわからない。使う人次第だとは思うけど。なんにせよマッチングアプリに対しての目線が、マイナスからプラマイゼロになったのがよかったなと思うのです。