小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

拠り所として

みなさん、こんばんわ。

 

今日はとってもあったかかったですね。少し春を感じる陽気。やっぱりあったかいと心がうきうきしますね。

 

日曜日の人混みはあまり好きじゃないけれど、今住んでいる所周りで、家族連れが買い物していたり公園で遊んでいる様を見るのは好きだ。その町の営みが感じられて、その町の一員として生活していることを実感できるから。

 

地元に住んでいた時はその町が世界の全てだった。だからそれ以外の外の世界がどんな雰囲気なのかはわからなかった。東京に来て、ずっと馴染めずにいたというか、あまり町としての馴染み感を得ていなかった。東京の23区って、区の違いがあるのはわかるんだけど、あまり住む町としての特色を感じてこなかった。いつまでいっても仮住まいな感覚というか。それがここ最近、住んでいる場所の関係か、生活する町としての特色をよく感じる。そうかこの町はこういう雰囲気があるのか、こんな人々が住んでいるのか、そもそも営みが息づいた町だったんだなっていうのをしみじみ感じる。

 

これからの人生、東京に住み続けるかどうかわからない。地元に帰るかもしれないし、まったく縁もゆかりもないところに行くかもしれない。

これまでは、自分の拠り所は突き詰めれば地元・群馬だった。でも今は、現在住んでる場所が拠り所になりつつあるというか、ここに住み続ける人生も悪くないなと思うようになってきた。こういう風に気持ちが変化してきたことが嬉しいし、そういう町に出会えたことがありがたいなと思うのでした。