小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

便利のメリット

みなさん、こんばんわ。

 

昨日の「Among us」もそうだけど、昨年からオンラインでのやり取りが増えた。飲み会や稽古もオンライン。ちょっと前は考えられない事だ。オンラインでのやり取りは準備が面倒だと思っていたけれど、やってみれば案外簡単なもので、今では気軽にやれている。

 

確かに対面でやれたらいい部分は多いけれど、それでも場所の制限がなくなるというメリットはそれ以上に魅力的なこともある。わざわざ会うには、その場に行くまでの時間やその後の時間も加味されるので、そこがなくなるのは単純に時間の節約だよなと思うのです。

 

全部が全部オンラインで済む世界はまだ先だろうけれど、ある程度はオンラインに切り替えられるようになってきている。そうすると場所の重要度が下がってくる。このコロナ禍もあって、今東京から地方に移住する人が増えているらしい。リモートワークで会社に行かなくてよくなるから、住む所は別に会社がある場所にこだわらなくてよくなる。それなら地元に帰ったり自然豊かなところの方がいいよねっていう、たしかに一理ある。

 

徳島県にある神山町。過疎の山里。限界集落の一つである田舎町。でもここは、東京と同じくらいかそれ以上に高速なネット環境を構築することで、IT企業のサテライトオフィスが次々にでき、地方創生の聖地と言われるまでになった町。この町のネット環境はコロナ禍関係なく2005年くらいから整備されているのだけれど、こういう場所なら地方移住のハードルはぐっと下がりますよね。町としても若い人が来てくれるのはありがたい。ウィンウィンなモデルケース。これからの「生き方」を考えさせられるようなものだ。

 

ネット環境のおかげで場所に縛りがなくなったということは、逆にいえば選ぶ場所が大事になってくるわけで。なぜその場所なのか。その理由は自分の願望に直結するから、その願望がなんなのかはしっかり見つめておかなきゃいけないよなと思うのです。

 

ネットによって便利になった。それは一昔前よりさらに顕著になっている。それで出てきた可能性。便利になることの弊害はあるのかもしれないけれど、便利になったことによるメリットはそのまま享受していいんじゃないかなと思う。これからを前向きに進んでいくために。