小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

緩やかでいてそれでいてしっかりとした繋がり

みなさん、こんばんわ。

 

前に書いたことがあるような気がするけれどまた書いてしまう、僕は団地が好きだ。団地に住んでいたことはないし、そんなに団地に詳しいわけでもないし、ここの団地がいいなとわざわざ見に行くってほどでもないけれど、それでもふと目にした団地に気持ち昂るくらいには団地が好きだ。

 

今までなんで団地が好きなのか全然わかってなくて、とりあえず何かが引っかかって気持ちが揺れ動いているんだろうと、あんまり深く考えることはなかった。でも今日をふと、団地のコミュニティ感がいいんだろうなと思った。

 

僕は一人っ子なので、兄弟とわちゃわちゃするみたいのはなかった。そして親戚もあまり多くなかったので、そういうのもあって無意識で、友達とは違う、家族的な繋がりに少し飢えているのかもしれない。

 

団地って沢山の家族が住んでいて、その家族同士に緩やかな繋がりがあると思う。親同士もそうだし子供同士もそう、人と人の繋がりに知り合い以上のものがあるように見える。それはどこか小さな町であるように見えて、団地ごとに違った、その場所独自の小さな世界がある。

僕はその、血の繋がりとは違ったもので、それでいて家族のような関わり合いができるコミュニティに憧れがあるのだ。そこに加わりたいなと無意識で思ってしまうのだ。

 

今たすいちにいるのも、きっとそういうことなんだろうな。緩やかでいてそれでいてしっかりとした繋がりにあれることが心地いいのだろうな。

 

今までわかっていなかった自分の無意識に気付けて満足な日だったのでした。