小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

いいブーム

みなさん、こんばんわ。

 

最近は時間があるので、なんだかんだ自炊をやっている。時間がない時も一応やってはいるのだけれど、だいぶ簡単なもので、毎日似たようなメニューだったりしていた。それが近頃は、今までやらなかったようなメニューにチャレンジしたり、少し凝った料理をしたりしている。

 

料理がいい気分転換になるってのはたしかにそうかもと思う。この食材が今あるからじゃあこれ作ろうとか、この料理とこの料理作るならこの手順だなとか考える、料理をする前からもうわくわくは始まっている。そうしていざ調理の段になって、あれしてこれしてと忙しく動き、頭の中の計画通りには上手くいかなくて、それでも目の前のやらなければならないことを一つ一つなんとかこなしていく。そこはもう考えるより先の反射に近い思考での行いになってきて、その何も考えない無の状況に近くなる感じが案外心地いいのです。

 

食べるのが自分だから気軽に出来てるって部分は多いにありますけどね、それでも手際良くやってその中での最大値を出したいと思ってやっているわけで、そうなると気軽でも手を抜いてってことではなくなるわけです。それは少し無我夢中に近いところの話なのかもしれません。

 

なんでも、夢中になってやれたら強いんだろうなとは思う。コツコツやらねばならない地味な作業も、できればやりたくないなって思っちゃう厳しい仕事も、どこか夢中になれる取っ掛かりを見つけられたらいいのだろうなと思う。その取っ掛かりを探すためには、とりあえずやたらめったら動いてみるって作業が入る、これが面倒くさい部分ではあるのだけれど。

 

生きていく上で食は大事で、その食もできるならより良いものを追求した方が人生が豊かになるだろうから、料理をするのが苦じゃない今の状況は自分ありがとうって感じだ。

一過性のブームにならないように、明日からも料理を楽しんでこ。