小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

ファイナルファンタジー7

みなさん、こんばんわ。

 

昨日、「ファイナルファンタジー7(無印)」をクリアした。中学生の時に一度クリアしたことがあるのだけど、昨年出たリメイクをやったことでもう一度やってみたくなったのだ。

 

もう20年近く前にやったソフトなのに結構内容を覚えてるもんで。細かい部分まではさすがにだけど、あらかたストーリーは覚えていた。特にラストの演出に関しては結構はっきり覚えていて、それだけ印象的だったんだなと思う。

 

RPGといえばファンタジックな世界というイメージしか持ってなかった中学生の僕に、あの退廃的で現代的な世界観は衝撃的だった。これはプレイした多くの方もそうだったんじゃないかなと思う。その世界観に戸惑いつつもすぐに魅了されて夢中になってやった。その後も色々なソフトをプレイしたけれど、あの時感じた衝撃を超えるものはなかなかなかった。

 

ただね、その衝撃も理由にはあるわけだけど、20年近く経ってまで忘れられないソフトになっているのは他にも理由があって…当時、ちゃんとクリアできなかったんですよね。裏技的なのを使ってクリアしたんだよね…!

 

どういうことかといいますと、FF7より後に発売された「チョコボの不思議なダンジョン」というのにチョコボの不思議なデータディスクってのが付いていて、それを使うとほぼ最強の状態でFF7がプレイできるという。で、安易にそれを使ってクリアしたんですよね。自力ではクリアできてなかったんです。

 

クリアした当時はまぁそれでよかったんですけど、少し経つともやもやしてきて、果たしてこんな形でクリアしていいんだろうかと考えるようになりまして。ただ一度クリアしたソフトをすぐにもう一度やるっていう気持ちにもならず、いつかリベンジをしよう、自力でクリアしようと心に誓ったのでした。

 

そして20年近くが経ち、ようやっとあらためてプレイして、ついに自力でクリアができた。ノドにつかえた小骨のようにずっと気になっていたことがついに払拭された。そのことがとても晴れやかで、クリアした感動以上の満足感があったのでした。

 

20年近くずっと心の片隅にあり続けたFF7。その作品にしっかり向き合うことができて、とてもすっきり気持ちがいいのです。