小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

僕の物差しはどんくらい

みなさん、こんばんわ。

 

ミニマリストを目指しているわけではないけれど、定期的に断捨離したくなる。物を捨てたくなる。家の中をスッキリさせたくなる。

 

日々をストイックに生きたいとは思わない。限りなく物を減らして生きたいわけじゃないし、点数に制限を設けたいわけでもない。ベッドだって冷蔵庫だって持っていたいし、電子書籍じゃなくて紙の本を読んでいたい。でもたまに、全部捨ててしまってゼロからスタートしたいぜ、なんて考えたりもする。お金があったらやってるかもな。

 

なんで定期的に断捨離したくなるのかなぁと前々から不思議に思っていた。物があふれているのは確かにあまり好きではないけれど、かといって今の家はそんなに物が多いわけじゃない。普通かちょっと少なめといった具合か。

 

今日ふと、あぁなるほどこういう理由かと合点がいった。自分は、把握できない物があるのがあまり好きではないのだ。できれば全て、目に見えるところにあって欲しいと思っているのだ。

でも全部を把握することは難しい。僕は一人だけで目は二つしかない。把握できる数に限りがある。だから、自分の範疇に収まるくらいにしたくて、余剰なものは捨ててしまいたいなぁと思うのだ。

 

なんだかこの考え、非情に感じてきた笑 余分なものは切り捨てる、みたいな。いや、そうじゃないんですよ。自分が抱えきれるものがそう多くないのを自覚していて、抱えきれないものをどうこうできるとも思ってないっていう、そこからくる思想ですからね…!

 

多い少ないにかかわらず、身の丈にあったっていう物差しがあるはずで、日々を生きるとはその物差しを見極めることなのかなと思ったりもする。見極めて、そしてその物差しをどう使うか。そういうのが試されるのだなぁ。