小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

気持ちひとつ考え方ひとつ

みなさん、こんばんわ。

 

この事を知ってから、考え方の意識を変えた事がある。それは、脳は否定を理解できない、という事。これ、結構ショッキングなことじゃないですか。僕は最初知った時だいぶ困惑しました。

 

これ、どういうことかと言いますと、例えば何かにチャレンジしている時に「失敗しないように」と考えると思いますが、この時にこれが「失敗する+ない」と変換されてしまい、「失敗する」という部分も知らず知らずのうちに脳に刷り込まれてしまうということなのです。

 

これが実際に本当なのかって自分ではよくわからない。なんたって無意識下での出来事だから。でもまぁなくはないだろうしとそれ以来否定語をなるたけ使わないように意識した。そうしますと、これが案外大変なんですよ。人間が元々否定的な存在なのか或いは単に僕個人の問題なのか、否定的な言葉ってすらすら出てくるんですよね。これを肯定的に変換するのはすごく難しい。例えば、「走るな」なら、「ゆっくり歩こう」になるみたいな、何かクイズをしているみたいな感覚になります。

 

この、否定的なのから肯定的な部分を見つけ出す謎解き、日頃から意識してやっていると、違うところでもそういった思考をしたりする。

何かよくない事が起きた時に、そのよくなかった部分だけに着目して落胆するのではなく、それが起こったことでポジティブなことはなかったのか、そんなことを考えたりする。例えば風邪を引いたとして、健康管理がなってないからだと卑下したくなりますがもうなってしまったことは仕方ないので、それよりも、今までの頑張りで溜まっていた疲れが一気に出てリセットできたからこれからまた頑張れる、休まなきゃいけない必要な休みだったのだ、とも考えを転換することができると思うのです(かなり強引ではありますが笑)

発想の転換といいますか、視点をずらしてみると違った見え方ができるよっていう。

 

ポジティブに変換できないようなネガティブなこともいっぱいある世の中、それでも、少しでもポジティブを信じていたら、少なくとも自分の中はポジティブになって、世界の見え方も明るくなってくるかもしれない。理想論だけれど、意識ひとつで変わるなら、それはそれでいいのかなと思ったりして。