飛びながら飛行機を修理する
みなさん、こんばんわ。
気づけば2020年の足音が近づいてきていますね。
今年もあと少し、毎度思うことで、なんともあっという間な一年だったなぁ。
先日、「足がなくて不安」が無事終演しました。
ご来場くださいましたお客様、またこの公演に関わってくださった全ての方に御礼申し上げます。
なんとも楽しい公演で、振り返りをここに書こうかなと思ったのだけど、意外と書きたいことが出てこない。言葉を持ち合わせていない。思い出がなかったとか寂しくて薄情な理由じゃなくてですね、あの公演のことが自分の中にスッと消化されて血肉となってしまっているみたいで、対外的に語る言葉がなくなってしまったのだ。公演の思い出を、僕はもう心の奥の大事な場所にしまっているみたいなのだ。ただ言えるのは、これから芝居を続けていって何かしらの壁にぶつかった時や、どうしようもない不安に苛まれた時に、きっとあなふあのことを考えるだろうと言うこと。そしてそこから気力をもらい、どうにか次の一手を考えるのだろう。
団体としても個人としても、次がもうスタートしている。
「サイキックバレンタイン」
まだ僕は止まらない。どうにかこうにか進んでゆく。飛びながら飛行機を修理するような、ちょいと一息にはまだ早い。コンフォートゾーンに留まることがないように、とかくがむしゃらにやってみる。動いてりゃなんとかなる、はず。
次の「サイキックバレンタイン」は、「足がなくて不安」とは違った意味で立ち向かう公演になると思う。
終わりではなく一休み。乞うご期待。
下北沢演劇祭参加作品
たすいち第32回公演
「サイキックバレンタイン」
2020年2月19日(水)~23日(日)
@下北沢小劇場B1
エンタメ×サイキック演劇!
-私たちは 少しずるい方法で 繋がっていく-
公演詳細
http://tasuichi.wixsite.com/tasuichi/blank-36