自分の持ち上げ方
みなさん、こんばんわ。
最近は稽古の日々です。稽古場まではバスを使って行くのだけれど、劇団肋骨蜜柑同好会の稽古場はたすいちで使う稽古場と区が違うので、バスから見える景色だったり、稽古場の周りの風景がいつもと違って新鮮で楽しい。ちょっと小旅行感ある。バスに乗ることもあまりないからね、そこからして新鮮。
無意識に生活しているとどうしても、おんなじ場所しか行かなくなってしまう。自分の家の周辺やバイト先までの道のり、そのバイト先の周辺、稽古場、その周辺と、いつも同じ場所しか行かない。それはそれでどうってことはないのだけれど、よく考えてみたら刺激がなくて、心が少し磨り減っていく気がする、ような気もする。
といって遠出も億劫。もともとがインドア派だから、なんて言い訳にもなら言い訳をしてみたり…
となると、今回みたいに、普段と違う稽古場に行くっていうのは、いつもと違うところに行かざるを得ない状況ってことで逆にありがたい。
バイトの関係で、地方の街がやっている取り組みとかを調べたりすることが多い。たぶん普通に暮らしていたら生きている内に行くことはなかっかもしれない場所のことを、パソコンを使って調べる。するとやはり、どんどんその街の魅力にはまっていき、機会があれば行ってみたいと思うようになる。なんなら少し、行った気にさへなる。そういう感覚になれるのは楽しい。
普段から、ちょっとしたことでもテンションが上がる。だから、いつもとちょっと違う風景や知らない土地の素敵な写真なんかを見ると、それだけでうきうきしてくる。単純なのだ。
なので僕は、遠出しなくても近場でささっと満足できちゃうのだ。安上がりな自分、万歳!
なーんて思っていたのだけれど、先日所用で関西に行って、そしたらもう、圧倒的に楽しいのです。しかも夜行バスで行って、圧倒的な旅行感。
やっぱりなぁ、いくら擬似的な旅行感で満足していたとはいえ、ホンマもんには敵いませんなぁ。
なんだか要領を得ないブログになってしまったが、ようは、擬似的なものはそれはそれでいいけれど、時にはしっかり本物に触れようぜっていう、そういうことでした。