小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

楽しくを貪欲に

みなさん、こんばんわ。

 

本番がですね、近づいてきてるんですよ…

そう…劇団肋骨蜜柑同好会です…!

だからね、書くとしたらやっぱりそのことになるわけですよ。

 

今回ね、楽しいなと思って毎回稽古している。

って書くとなんだかバカっぽいけれど笑、まぁそうなのである。

 

楽しいっていっても色々な「楽しい」があると思うのだけれど、今回の楽しいは、チャレンジによる楽しいだ。

 

やっぱりね、団体が違うとやることが違って。同じ演劇なのになんていうか、使う筋肉違うというか共通言語が少しばかり違って。野球とかサッカーとか同じスポーツの種目なのに、チームによってカラーが違うみたいなもんで、劇団が違うと絶妙な違いが出てくるんですよね。でもその違いに苦戦しながらもアジャストしていく試みってのが楽しくて。

 

僕はたすいちという劇団に所属しているのでそこで芝居をすることが多いわけで、どうしたって慣れが出てきてきてしまう。別に楽しているってことじゃないのだけど、なんとなくの方程式、方法論がわかるので、そこにどんな値をいれればいいのか、そのことのみを考えて芝居をすればいい。

でもたすいちとは違う現場でやる場合には、そもそもの方程式がわからないので、その方程式を見つけ出すことからはじまるわけである。となると当然一手増える。この方程式か、いや違うぞ、ということはこっちかな、そんな試行錯誤が出てくる。

そしてなんとなくの方程式を見つけたあと、さらにそこにじゃあどんな値が入るのか。自団体ならば大体の目星がつくけれど、違う団体だとそう上手くはいかない。この数値かな、それともこっち…っていう具合にさらに試行錯誤が続くわけである。

 

それがまぁ大変なんだけど、なんだけどでもその色々試していることがもう楽しいのです。

やっぱりね、慣れてしまうと楽しちゃうので。そこには刺激がなくなっちゃうのですよね。いや、だからといってたすいちで手を抜いてるわけじゃないし十分楽しいのだけれど、楽しいの種類が違うというか、どこか仕事としてやるみたいな感覚が出てきっちゃって。よくないのだけれど…

 

だからね、今回劇団肋骨蜜柑同好会に出て心機一転の感覚があって、四苦八苦試行錯誤をすることをしっかり楽しめてやれている。本番間近とはいえまだまだな部分は正直あって、でもこの楽しんでいるこの心持ちのまんま突き進んで乗り越えていく、ぞ!

そして、この今楽しんでいる状況を忘れずに、これから先にも活かしていくのだ!

 

というわけでこちら、よろしくお願いします!!

 

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劇団肋骨蜜柑同好会

第11回公演

「ダブルダブルチョコレートパイ」

8/3(土)〜8/12(月祝)

千歳船橋APOCシアター


詳細はこちら→

https://rokkotsumikan.com/stage/11th/


ご予約はこちらより→

https://rokkotsumikan.com/reserve/form?id=wwcp&member=kodachi

 

見終わった後、前よりも人を好きになりますよ。