小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

7月7日、うちのスヌーピー

みなさん、こんばんわ。

 

今日は七夕でしたね。みなさま、何かお願いはしましたか。僕は特にはしてなくて、というよりあまり小さい時から七夕に何かするってことがなかったので、この日はどちらかというと違う意味合いを持つ日でした。

 

7月7日、この日は、昔飼っていたビーグル犬の誕生日だったのです。

 

メスのビーグル犬。僕が小学4年生くらいから飼っていた犬。

 

この娘は本当にツンデレな娘でね。

その当時うちには、もう一匹雌の雑種犬がいまして。その雑種犬ちゃんの方があとからきたので、ビーグル犬ちゃんの方がお姉ちゃんでした。雑種犬ちゃんはいつもお姉ちゃんのビーグル犬ちゃんにかまって欲しくてちょっかいをだすのにビーグル犬ちゃんはどこ吹く風、まったく相手にしていませんでした。そのくせ雷が鳴ったりすると、ビーグル犬ちゃんは雑種犬ちゃんとぴったりくっついて寝ていたりして。微笑ましい二匹の間柄でした。

 

あとビーグル犬ちゃんは、常に地面の匂いを嗅いでいるわんちゃんでした。

うちはちょっとした庭があるので、日中はその庭にはなしているのですが、いつでもくんかくんか地面の匂いを嗅いでいました。もう慣れ親しんだ庭であろうに、何か新しいものを求め、地面の匂いを嗅ぐことが世界を救う唯一の手段であるかのように、毎日真剣に匂いを嗅いでいました。よくまぁ毎日やっていて飽きないなぁと思っていたけれど、今はその、擦り切れんばかりに鼻を地面につけて突き進む姿を懐かしく思います。

 

僕は今スヌーピーが好きなのだけど、きっとその一端にはうちのビーグル犬ちゃんがいて、彼女はしっかりと僕の人生に刻まれているのだなと思う。

 

やんちゃな女の子で、いたずらがひどかったり、吠えるのがうるさいなと思うことはしょっちゅうあった。でもね、これが過去の美化補正だったとしても、やっぱり彼女がいた人生は楽しかった。まぁ、世話は親に任せっきりだったけど…

 

きっと彼女は、今度は天国で熱心に匂いを嗅いでいることだろう。そこはいったいどんな匂いがするのかな。