小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

まとまりのない

みなさん、こんばんわ。

 

7月7日に「池袋ポップアップ劇場」に出演しまして、久方ぶりにお客様の前で演劇をした。と思ったら次の週の14日にも出演がある。こう立て続けに出来る機会があるってのはありがたいし楽しいものだ。まるで演劇が生業であるかのようだ。(こう考えてしまうのも寂しいもので、本業が役者だと思っていても、実際問題稼げているわけではないし、常日頃活動できてるわけではないので…)

 

芸事において30代とはまだまだ若手の部類なのだろうけど、スポーツなんかで見ればベテランの域で、引退も視野に入ってくる年齢だ。年齢が物言う世界では、自分の意思だけで続けていくのは難しい。

自分の場合はと考えれば、ベテランというにはまだ経験が足りず、かといって若手というにはあつかましい感じがある。宙ぶらりんな場所に位置しているか。

 

なんてぐじぐじ考えがちだけど、ひとたび舞台に上がれば、自分の年齢など関係ない、目の前にある世界を真摯に体現するかどうかがあるだけだ。ある意味とてもシンプル。そんなシンプルさをあらためて、この間の「池袋ポップアップ劇場」で体感した。自分がいて相手がいてお客様がいて作品があって、そこに作為が入り込む余地はなくて、ただ情熱的に淡々と、一つ一つこなしていく。

 

いまだってこうやって色々考えてしまう。考えることを放棄することはよくないかもしれないけれど、ぐじぐじと悩むことだっていいことではない。しかも悩むのってくせになるからなぁ。

 

シンプルにシンプルに。言い聞かせているうちはダメかもだけど、やっぱりシンプルに。

 

なんか「池袋ポップアップ劇場」のこととか年齢のこととかどっかいっちゃったふわふわしたブログになっちゃったけど、まぁよしとしよう。仕事帰りの頭の中なんてこんなもんだ。