小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

日常/非日常

みなさん、こんばんわ。

 

今日バイトの用事でタクシーに乗った。ほんのちょっと、時間にして10分もないくらいの乗車時間だったが、それでも何かわくわくするものがあった。

 

僕はあまりタクシーを使ったことがない。タクシーを使うとしたらもっぱら旅行の時くらいか。だから、タクシー=旅行、のような図式ができていて、まるでアトラクションに乗るかのように、タクシーにわくわくしてしまうのだ。

 

あと、昔のタクシーって結構タバコ臭かったじゃないですか。別に禁煙ってわけじゃないから臭いが残ってて。でも物心ついた時に乗っていたタクシーがそうだったから、タクシーでタバコの臭いがするのは当たり前だと思っていて、なんなら、旅行に行った時にかおる臭い、といった感じだったので、むしろそのタバコ臭さは特別なものと感じていた。だから今でもタバコの臭いには特別さを感じていて、自分は吸わないのに好きだったりする。

 

旅行の特別っていうと、バスも特別な感じがしている。通勤通学でバスを使わない人生だったので、タクシーとおんなじように旅行を感じさせてくれる乗り物だ。

 

昔は電車もそうだったな。新幹線はもちろん山手線や地下鉄なんかも特別なものだった。ただ上京して自分の足となると、特別は日常となってしまった。それは嬉しいような寂しいような。

 

いつかタクシーが日常になる時がくるのかな。どうかな。でもまぁ何かしらでそんな日常がきても、どちらかといえば自分で運転するのがいいかな。