小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

削ぎ落とされて

みなさん、こんばんわ。

 

外出自粛ということで家にこもりっきりな毎日。

動画配信アプリを使って動画を楽しんでいる。前向きな休みということで前向きに楽しんでいる。

 

そういえばと、3.11のことを思い出す。あの時は2週間くらい仕事が休みになった。外に出て何かするってことが出来ないからひたすら海外ドラマを見ていた。むしろあの時の記憶といえば海外ドラマしかないくらい、ただただ海外ドラマを見ていた気がする。

 

その時と状況が似ているというわけではないけれど、不意に結びつけてしまうところはある。

自分としては3.11の前と後で考え方が変わった感じがある。そしてそれは、今回のコロナに関しても起こるだろう。このコロナが落ち着いたところで、今までと同じような感覚では生活できない。

 

今は自分との対話の時間がしっかりある。自分の今の気持ちを見てみると、随分シンプルになっているように思う。この大変な状況で考えなくてはいけないことが多いから、逆に気持ちの部分は削ぎ落とされているような気がする。自分が大事にしているものはなんなのか、それが見えやすくなってきた。

 

そう、あの3.11の時も、自分は舞台をやりたいのだ、今やらなくては後悔すると思って、その後当時働いていた会社を辞めた。

 

これから進路を変えるような劇的な出来事を起こすとは思わないけれど、今までやってきた事により真摯に向き合えるようになるのかなと思ったりはする。

 

こんな夜中なもんで、概念的な話になってしまった。ブログをやっていながら具体的なことを書くのが苦手なもんで…笑

今日はここまで。