楽しいと楽しい
みなさん、こんばんわ。
FNS音楽特別番組を見ていて、楽しんでパフォーマンスをしている人たちを見るとこちらも楽しい気分になるのだという、当たり前っちゃ当たり前のことをあらためて感じた。
出ていた方々は、音楽の力でみんなに元気をってことでやっていたと思うのだけれど、それ以上にみなさん、歌うことを演奏することを全力で楽しんでいるなって見えた。
そういえば昔、相島一之さん(大学の演劇サークルのだいぶ上の先輩)からこんな話を聞いた。
相島さんが劇団時代、主宰の三谷幸喜さんから聞いたこと、お客様を楽しませるにはまず芝居を作る自分たちが楽しまなくちゃならない、自分たちが楽しくなかったらお客様ももちろん楽しんでくれないと。
聞いた時もしみじみそうだなぁと思ったのだけれど、今日そのFNS音楽特別番組を見ていてあらためて相島さんの言葉がぐっと身に染みた。
きっとみなさん、楽しもうと思ってやっていたわけではなく、純粋に音楽が好きで勝手に楽しくなっちゃっていたのだろう。それくらい音楽を自分のものとしているってことで、羨ましく、分野は違えど自分もそうありたいと思う。
楽しむっていう前向きなベクトルは悪ってなりがちで、ついつい二の次にしてしまいがち。そうでなくて、楽しむことをもっと肯定的に受け入れて当たり前としていこう。