マックでお腹いっぱい
みなさん、こんばんわ。
先日、久しぶりにマックを食べた。なんだか無性に食べたくなってお昼時に行きまして、ダブルチーズバーガーのセットを食べた。久しぶりのマックは相も変わらず美味しかったのだけれど、悲しいことが一つあった。それは、普通のセットメニューだけでお腹が満足してしまったということなのである。
何を言ってるのやらって感じでしょう。でもこれ、自分的には結構衝撃なことなんですよね笑
今までの僕だと、マックのセットメニューって、それがどんなバーガーであれ、量的にちょっと物足りないって感じだった。セットメニューにプラス何かで丁度いいかなという。でもそうすると値段がそれなりになってしまうから、そのプラス何かは我慢して、そうやってちょっと物足りない気持ちを感じながら店を後にするってのが常だった。
それが先日は、セットメニューだけで十分だと思ってしまった。同年代の人から、だんだんマックが重く感じるようになってくるよと聞いていて、いやいやそんなことあるわけないさと思っていたけれど、いやいやそんなことあるもんだなあ。これは歳を取ったからなのか、胃袋が小さくなってきたみたいだな。
この事実、自分的には驚くべきことだったけれど、それと同時に、なんだか少しばかり嬉しかったりもする。
歳を取ったことで胃袋が小さくなったり胃もたれするようになるのってネガティブなこととして捉えられるけど、確実に着実に歳を重ねた結果なわけで、そう考えると悪いもんでもないなと思うのです。
いつまでも気持ちは若くいるつもりでも、ここまで生きてきた年数を誤魔化すことはできなくて、その年数にふさわしい変化はしていきたいなと思う。それが体の衰えだとしても、歳を重ねるうえで仕方のないことなら受け入れたい。そう前向きに考えれば、歳を重ねることによって出てくる変化を感じることが嬉しくなってくる、ような気がする。
あまり老いることを卑下することなく、若さを羨むこともなく、過不足なく歳を重ねていきたいなと思うのです。僕は今年で33歳。そこまでの33年が33年という月日としてしっくりと実感できるように日々を過ごしていきたいと思うのです。
帰り道、上を見れば桜の木がひっそりと蕾をつけていた。季節は巡る。着実に春になってゆく。
花びらは散っても花は散らない。
真宗大谷派の僧侶・金子大栄さんの言葉を記して、締め。