小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

短所が長所であるように

みなさま、こんばんは。

 

さて、ただ今ミラフェス絶賛公演中!

今日は逆チームのBチームが本番ということで、僕はお休みでございます。(むろんバイトはありますが…!)

 

今回、各チーム短編2本の構成の公演でやっているわけですが、ここにきてしみじみと、短編集公演って楽しいなと思っております。

今回みたく、色んな団体が参加している公演なら、一度の観劇で作風の違う複数の団体が見れるし、1団体で短編を何本かやる公演なら、その団体の色んな面が見れる、どちらにせよ一粒で二度美味しいみたいな感じでお得感あっていいなと思うのです。

それに短編の本数が多ければそれだけ関わる役者も多くなるわけで(兼任してたりする場合もありますが)、今まで知らなかったり興味はあったけど見たことなかった役者さんに出会える可能性が高くなるわけですよね。さらにお得な感じ。

 

たすいちに初めて出たのも短編集公演でした。

「宴」公演ですね。あれもA・Bチームあって、総勢25人くらいの座組でした。一個人として、いままで関わった事ない人といっぱい関われて楽しかった記憶。

またやりたいなぁ、たすいちで短編集公演。

 

「ペルソナ・サークル」をやってみて思うのは、めっちゃんの短編には面白い作品が多いということ。しかも、ジャンルや雰囲気に被りが少ないし、下地は王道なのに基本的にひねりやウィットに富んでいるので、何をやっても面白いし楽しんでいただける気がしているのです(身内びいきすぎるかな笑)

 

今までやった短編は、「しのびよるせかい」「マジカル人付き合い」「平行三角関係」「あぁ県大会」「堕天のスゝメ」「名前の無い名前を呼ぶ冒険」どれもまたやりたいなぁ。今だったらどうやれるんだろうと考えるとワクワクしますね。

 

やったことなくてやりたいのは(基本的に全部やりたいけど)、「六人の母と私」かな。

理由としては、作品の展開が好きだからってのはあるけれど、すごく好きな曲と場転(?)があるから笑 そこがやりたくて仕方ないという、あんまりしっかりしていない理由笑

 

短編ってたしかにボリュームでいえば長編には敵わないですが、逆に短いという制約の中にどれだけ詰められるかになるわけで、長編よりとんがった作品が生まれやすいと思う。たすいちの短編はえてしてひねりが効いていて面白い。ただ、長編のボリューム感を短編尺にぎゅっと詰め込んだ感があるので、やる方としては下手したら長編より大変だっりする笑

 

短編の面白い小説家は大概長編が面白い。長編は面白いけど短編はちょっとなぁって人はいても、逆はだいぶ少ない気がするのだ。あと、短編で実験的なことしてそれを長編に活かしたり。

 

だから結論を言うと、めっちゃんは短編が面白いから(身内びいきで結構!笑)、もれなく面白いのです!そして、たすいち長編が好きな人はやはり短編も好きになれちゃうのですよ!

 

そ、つまり…! ミラフェス見て欲しいなぁ(笑)っていうお願いでもあるし、たすいちで短編集公演またやりたいなぁっていうめっちゃんへのアピールなのでした笑