小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

ポジティブな面を見つめて

みなさん、こんばんわ。

 

待ち遠しい、というのがある。たすいちの10月の公演のことだ。不安は尽きない、というか解消される見通しが立たないご時世ではあるけれど、気持ち的には楽しみが先に立つ。

 

久しぶりの舞台だからってのはある。5月のタン祭りと7月のポップアップ劇場と芝居はしてきたけれど、形態としてはいつもの舞台公演とは違うので、そういう意味で久しぶり感は強い。そして久しぶりな長編公演だし。

 

ただ、久しぶりだからというよりは、これが劇団員だけでやる公演だからのわくわく感が1番強いかもしれない。

昨年劇団員が増えてそこからすでにコロナ禍で、ここまで一緒にやってきたとはいえ常に自分たち以外を気にかけることが多かった気がする。劇団員が一つにまとまる前に各々のことをこなさなきゃいけなくて、それが少し寂しくもあった。今回ようやっと、劇団員同士ががっぷりと絡むことができる。どんな関わり合いができるのか、どんなやり取りが、どんな相乗効果が生まれるのか、考えるだけでわくわくする。

 

あと、以前やった劇団員公演「ヒラエス」が楽しかったからってのは大きい。劇団員だけで苦労は絶えなかったけれど、その分の楽しさも感じられたし、公演を終えた後に自分の成長を感じられて、僕にとっては忘れられない思い出の公演だ。今回もそういう公演になるだろうと期待して胸高鳴っているのだ。

 

今の情勢で、ただポジティブな面ばかりを見て突き進むことができないのはもちろん承知しております。シビアに決断を下せるように目を逸らさずに思考していく。けれど、公演の成功を前提に動いておかなくちゃ良い公演はできないですもんね。なのでポジティブな面を堂々と見つめていくのだ。だって楽しみだから。

 

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