小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

だから気兼ねなく

みなさん、こんばんわ。

 

たすいち

「キズツクキカイ」「お湯で流して」両チームとも3ステ目を終えました。今日も一日、演劇をすることができました。ありがとうございます。

 

「キズツクキカイ」が昼公演で終わってから時間があったので、久しぶりに料理をした。大した料理じゃないけれど、それでもスーパーで食材買って一からの料理はいい気分転換になるな。ゆとりがあるっていいね。

 

新型コロナウィルス感染者が増えてきている中で、僕たちは公演をすることを選んだ。そしてありがたいことに多くのお客様にご観劇いただけている。でもこの状況で、観劇をやめた人も当然いらっしゃるわけで、僕はそういう方々に、変に後ろめたい思いをして欲しくないなと思う。それはたすいちの芝居に限らず、ここ最近行われている公演に関してだったりこれからの公演に関してだったりするけれど、とにかく演劇全般において、観劇しないということはなんにも悪いことじゃないよと思う。これは僕があらためて文字にすることではないと思うけれども。

 

公演を行うことにおいてもだ。この状況で公演を中止にしたところもあるし、うちのように公演を続行するところもある。どちらが正しいというものはない。

公演するもしないも、観劇するもしないも、自分がこうと決めたらそれが正しい。正しいというか、それが今自分が選んだ演劇へのアプローチだということなのだと思って、そのアプローチがどうのこうのを他者が決めるなんて本来おこがましいんじゃないかなと思うのです。いや、色々すっ飛ばしてるから暴論ではあるし、かなり性善説に基づいての話だけど。

 

何が言いたいかって、自分が選んだ演劇へのアプローチには自信を持っていいよなということ。

僕らは公演を選んだ。明日がどうなるかはわからない。でも少なくとも今は公演をする自分たちを信じているし、明日が中止になったとしてもその判断をした自分たちを信じる。

 

だから気兼ねなく演劇をする。今は明日も明神家だ。