小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

自分の知らないそんな好き

みなさん、こんばんわ。

 

昨日は2回目のBarピスタッチョでした!

今回もたくさんの方にご来店していただけて嬉しい限り! 水曜という週の真ん中ど平日だというのに…!

 

今回ももちろん楽しかったのですが、その楽しさの大元を肉丸さんがつぶやいていて、なるほどそうだと膝を打ったのでした。

肉丸さんのツイートに、みんなが飲んでワイワイしているのを眺めるのが好きってあって、そうだそうだその通りだなと。

 

自分の好きなお酒出して、自分も飲んじゃったりしながらお客様と楽しくおしゃべりして、それはもう十分に楽しいのだけど、それだけではない楽しさを感じていて、でもその要因がわからなくて。

そうか、みんなが楽しんでいるのを見ているっていうことがそもそも楽しいことだったのだ。

だから、Barとして何か飲み物やおつまみを提供するってことがしたいというよりも、何か人が集まってワイワイできる場を作りたいってことで、このBarピスタッチョをやっているのかもしれない。

 

自分が芝居をやっている理由ももしかしたらこういうことなのかもしれない。舞台をやることで、そこに来てくださったお客様をワクワクさせたい。そして、終わった後に劇場内で役者とお客様がワイワイ楽しそうにお話しをしている、その空間を眺めていたい。だから芝居を、舞台をやっているのかも。

そりゃ当然、ちやほやされたいとか目立ちたいとか、自分じゃない他の誰かを演じてみたいとか、難しい戯曲にチャレンジしての達成感を味わいたいとか、自分本位な欲望はもちろんあります。でも、それだけじゃあここまで続けなかったんじゃないかなと思っていて。ここまでやってきたのは、みんなが楽しそうにワイワイしているのを眺めてるのが好きだったからなのだ。

 

そういえば昔から、お祭りとか文化祭とかそういったのでみんなが盛り上がっているのを、少し遠目から眺めているのが好きだった。その盛り上がりの中にいるのは楽しいけれど、それよりも、少し離れてその賑やかさを肌で感じているくらいが丁度いいと思っていたのだ。

 

なるほどそうか。そういう人種だったのね、僕。

そんな自分の好きにあらためて気付いた昨日なのでした。

そして、自分の知らなかったそんな好きを発見できた場に誘ってくださった肉丸さん、ありがとうございます!!

 

Barピスタッチョ、またやりますからね!

またぜひぜひよろしくお願いしますー!!