サイキックバレンタイン終演
みなさん、こんばんわ。
たすいち
「サイキックバレンタイン」全ステージ終了しました。ご来場くださいましたお客様、まことにありがとうございました!
「サイキックバレンタイン」いかがでしたでしょうか。楽しんでいただけたなら幸いです!
「サイキックバレンタイン」を終えて思うのは、難しい作品だったなぁということ。
作品としてはすごく取っ付きやすいものだと思う。
複雑すぎず丁寧に起承転結していくストーリー。盛り上がりからラストの流れもいい。超能力というエンタメ要素があり、個性が立っているキャラクターたち。楽しんでもらえる要素は十分整っている。しかし整っているからこそ、それをただやるだけではその面白さを十分引き出すことができない。それなりに見れて面白いけれどそれ以上がない作品になってしまう。なので、その表面上に見えてきていない魅力をどう表現するか、そこが大事になってくる。
たすいちの作品はエンタメ性が強い。エンタメはどうも軽く見られがちだ。でもそれはそう、エンタメをやる側もどうも軽く見てしまいがちだから、簡単にできるんじゃないかと。確かに、ある程度のクオリティーでもそれなりに見えてしまうところはエンタメにあると思う。演技や演出や音や明かりなどの大仰さでカバーできてしまう部分が大きいから。だからこそ、そこではない当たり前の物語や登場人物にしっかり向き合うことが必要になってくる。
今回、その役や物語にそれぞれの役者が向き合って作り上げたものの擦り合わせに時間がかかったように思う。
ここの部分はあとでまた書きたいなと思います。
今日は覚書のように残して終わりにしようと思います。
あらためまして、「サイキックバレンタイン」、ありがとうございました!