小太刀賢のアーティチョーク茹でました

役者・小太刀賢が、日記のような週記のような、日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログです

作っては壊し

みなさん、こんばんわ。

今日も今日とて稽古でして、今日はエネルギーを放出していくシーンの稽古だったので、今とてもくたくたである。半袖でいいやってくらいに汗かいたなぁ。
この熱量、正しい方向で発散できていたらいいけれど、ただ自己満足でいっぱい動いたぞじゃ意味がないわけで、そこはちゃんと外からの視点を持っておかないと。


今回の「魔族会議」は再演だから、どうしても初演の面影を追ってしまっているところがある。真似をしたいわけじゃないんだけど、どうしても寄っていってしまうというか。でも今回の役で今回のキャスティングなら当然違うものが立ち上がるべきであり、だから自分の中の「魔族会議」像や役のイメージ、演出のイメージをすり合わせて、作っては壊して作っては壊しでやっていく。スムーズに、何のストレスもなく進むってことはない。でもそのストレスが、自分を思いがけない方向へと導いてくれる。だから実直に、粛々と進んでいくのだ。

 

さぁこっからまた絵日記風。

写真は前回の稽古のものです。

 

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アップゲームのたけのこニョッキ。

 

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池内さん、何か見えてんのかな。

 

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ナイスなコンビ。

 

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梅田くんに冷たい目線のとりやべくん。

日常/非日常

みなさん、こんばんわ。

 

今日バイトの用事でタクシーに乗った。ほんのちょっと、時間にして10分もないくらいの乗車時間だったが、それでも何かわくわくするものがあった。

 

僕はあまりタクシーを使ったことがない。タクシーを使うとしたらもっぱら旅行の時くらいか。だから、タクシー=旅行、のような図式ができていて、まるでアトラクションに乗るかのように、タクシーにわくわくしてしまうのだ。

 

あと、昔のタクシーって結構タバコ臭かったじゃないですか。別に禁煙ってわけじゃないから臭いが残ってて。でも物心ついた時に乗っていたタクシーがそうだったから、タクシーでタバコの臭いがするのは当たり前だと思っていて、なんなら、旅行に行った時にかおる臭い、といった感じだったので、むしろそのタバコ臭さは特別なものと感じていた。だから今でもタバコの臭いには特別さを感じていて、自分は吸わないのに好きだったりする。

 

旅行の特別っていうと、バスも特別な感じがしている。通勤通学でバスを使わない人生だったので、タクシーとおんなじように旅行を感じさせてくれる乗り物だ。

 

昔は電車もそうだったな。新幹線はもちろん山手線や地下鉄なんかも特別なものだった。ただ上京して自分の足となると、特別は日常となってしまった。それは嬉しいような寂しいような。

 

いつかタクシーが日常になる時がくるのかな。どうかな。でもまぁ何かしらでそんな日常がきても、どちらかといえば自分で運転するのがいいかな。

稽古は続くよ。

みなさん、こんばんわ。

 

今日も「魔族会議」の稽古でして。

また絵日記風に。(写真は昨日の稽古の写真)

 

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堂々としている、主役:鳥谷部氏。

 

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この大人数いる、でも座ってないのが魔族会議。

 

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酔っ払ってダウンしてるのを心配してくれる東くんと池内さん(梅田くんは知らんぷり)

※こんなシーンではないです。そして僕は代役

 

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サディもやばいのかな?

 

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カッコ良い池内さん。

 

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北川さんのカメラ目線。ええ顔しとるやない。

 

さっ、こっからガツガツいきまっせ!

稽古だ稽古

みなさん、こんばんわ。

 

新型コロナ的に、「魔族会議」がどうなるか。なかなか予断を許さない状況になってきておりますね。楽観的に進むことはもちろんできない。それでも今僕らにできることは、粛々と稽古を積んでいくことのみなのだ。

 

さてではこの間の稽古の写真をば。

 

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躍動感を感じるシーン。

 

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おれは何してんだ?

 

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いいアングル。

 

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ザ・会議

 

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かっこよい!目力!

 

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木刀…怖い…!

 

どう?見たくなってきた?

34をまえにして

みなさん、こんばんわ。

 

あと1ヶ月ちょいすると誕生日で、34歳となる。人生100年時代としたらまだまだだけれど、感覚的にはだいぶ折り返しが見えてきたといったところか。

 

もう若手といった感じでもない。この年齢なら重要なポジションについている人もいるだろうし、一旗あげている人だっている。僕は今のところこれといった事をなしていない。自分の中での変化はあれど、側から見たら僕は変わらずにいるように映っているのだろうな。

 

焦りがないと言えば嘘になる。どうにか身を立てたいと思うし、何者かでありたいと願っている。若手ではないけれどベテランでもない。中堅とは宙ぶらりんなものだ。周りのことは気にせず競わず自分の思うままに、とはなかなか難しいことだ。どうにも無意識に比べてしまっている。

 

年齢が全てではないし、昔に比べてそれほどの衰えはないけれど、年齢は物差しとなるし線引きとなる。それは自分がどうこうできることでなくて、覆らない世界はあるということだ。

 

だからじゃあこの34歳を目前として、そして一つ歳を取ってどうするかの展望は、てんでわからない。

ただ、一つ歳を取った後の世界に漠然とした不安を抱えている自分がいるだけである。この不安を払拭するには、適切に頑張る、しかないのだろうな。

 

そんなことを考えている。

これは僕の頭の中の覚え書き。

言葉にしたら、さぁ動こう。

頭でっかち

みなさん、こんばんわ。

 

花を見てあぁ綺麗だなと思ったり、音楽を聞いて素敵だなと感動したり、本を読んで面白いと感嘆したり、そういう何かのきっかけで心が動く、その心が動いた瞬間、というか、心が動いたという事実を大事にしたいなと思う。

なんというか心が動いて、じゃあなんで動いたのかの理由を探るのって無粋なことなんじゃないのかなと思うという。

 

物作りに携わる身として、どうしたら感動させられるか、みたいなことを考えるのは必要なことだと思う。でもそれに囚われすぎて身動きが取り辛くなっているのだとしたら、それはちょっと違うよなと思うのです。それよりは直感に従って、直感だってこれまでの経験の積み重ねなのだから、自分の心赴くままに飛んだり跳ねたりした方がいいのかもしれない。

そんなことを考える…というか、この甲本ヒロトさんの言葉で気付かされた。

 

特集 バンド論。 No.005 甲本ヒロトは、こう言った。 ロックンロールについて教えてくれた51分54秒 | 甲本ヒロト | ほぼ日刊イトイ新聞

 

ようは頭でっかちになっちゃいけないよっていうね。通り雨にあたって頭が冷えたのかな、しみじみとそう感じるのでした。

「魔族会議」稽古してるよー。

みなさん、こんばんわ。

 

ちょっと文章を書く気力がないので、絵日記風に。昨日の稽古風景。

 

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決めポーズのシーン。鍛治本さんとのシーンがあって嬉しい。何かがぶつかり合うシーンです。

 

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胸を張っているこはるちゃん。それを心配する肉さん。そんなシーンではありません。

 

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ちょけてるとりやべくん。

 

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決めてるとりやべくん。どっちもとりやべくん。それを冷ややかに見ているこはるちゃん。

 

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自主練しているところを隠し撮られていた。

 

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サボっているところも隠し撮られていた。なんてこったい。

 

「魔族会議」絶賛稽古中!!